開放的なリビングダイニング
家族の様子を感じる
開放的なリビングと階段吹き抜けが
Speak from the Heart
広い空間は、開放感や創造性を刺激し、集中力を高める魔法のような場所。大きなソファを置いて、友人を招いて、ゆったりと過ごす。そんな贅沢なひとときが広い空間には宿る。一方で、狭い空間は、本を読んだり、仕事に没頭したりするための、静かで集中できる聖域でもある。その場所には、心の深淵に浸る時間が流れている。空間の使い方は、難しいもの。今と十数年後では、求めるものが変わるから。だからこそ、広い空間と狭い空間、そして状況に応じて広さを変えられる空間設計が大切。空間が息づくその美しさこそが、住宅デザインの醍醐味。変わりゆく時間の中で、家族が心地よく過ごせる場所を創り上げる。その瞬間瞬間が、心に温かな灯をともす。
私たちが目指したのは、家族が笑顔で過ごせるあたたかい住まいです。開放的なリビング階段を設置し、家全体に家族の声が届く設計にすることで、自然なふれあいが生まれる空間を実現しました。それぞれのプライバシーを尊重しながらも、家族の絆を深める工夫が随所に施されており、心地よい温もりが感じられるリビングが特徴です。日々がより豊かで幸せに満ちたものになるよう、心を込めて設計しました。
開けたり締めたり
リビングの隣に設けたフリースペースを、開けたり閉めたりできるようにすることで、開放感とプライベートのバランスを自在にコントロールできます。オープンにすれば広々とした一体感のある空間が生まれ、逆に閉じることで、集中したい作業や静かな時間が必要なときにプライバシーを確保できる、柔軟で快適な住空間を提供します。
開けたり締めたり
無垢材は天然素材であるため、化学物質を含まず、健康に優しい住環境を提供します。また、木材特有の調湿効果があり、室内の湿度を自然に調整することで快適な空間を維持します。さらに、無垢材は時間とともに味わい深く変化し、経年美を楽しむことができます。見た目にも温かみがあり、心地よい癒しの空間を演出します。
土間活用で玄関スッキリ
土間や玄関脇の室内倉庫は、アウトドア好きの方にとって非常に便利で魅力的なスペースです。アウトドアギアやスポーツ用品など、外で使う道具を保管する場所として最適で、汚れたままの道具や濡れたままの靴なども気兼ねなく置くことができます。
ペレットストーブであったか
冬の寒さも忘れるペレットストーブと
木のぬくもりの暮らし
Speak from the Heart
キャンプの魅力、その中心にはいつも焚火がある。ゆらゆらと揺れる炎を見つめているだけで、心が無の状態になる。その静かなひととき、焚火の魔法が心の中のストレスを溶かしてくれると、ある研究データも示している。その炎を暮らしの中に取り入れられたら、なんと素晴らしいことだろう。近年の住まいでは、安全性を重視して火を遠ざけることが主流となっている。しかし、炎と共に過ごす豊かさを見つめ直したい。炎がもたらす温かさと安らぎ。その揺らぎが、心に静寂と癒しをもたらす。住まいの中で、再びその魔法を感じることができたなら、日常は一層豊かになる。
この住宅は、モダンなデザインと自然の温もりが見事に融合しています。外観は黒を基調としつつ、木材の温かみを巧みに取り入れた洗練された造りです。室内に入ると、無垢材がもたらす温かな雰囲気が広がり、居心地の良い空間が広がります。リビングは吹き抜け構造で、冬の寒さもペレットストーブの暖かさで快適に過ごせます。木のぬくもりが日常に心地よさを加え、家族の絆を深める空間を提供します。
暖炉と会話を楽しむ
効率が高いため、少ない燃料で十分な暖かさを提供し、エネルギーコストの削減にもつながります。また、タイマー設定や温度調整が可能なため、使い勝手が非常に良いです。さらに、薪ストーブに比べて煙や灰が少なく、手入れが容易で清潔な環境を保てます。ペレットストーブは、デザイン性にも優れ、インテリアとしても魅力的な選択肢です。
木の香りいっぱい
無垢材は天然素材であるため、化学物質を含まず、健康に優しい住環境を提供します。また、木材特有の調湿効果があり、室内の湿度を自然に調整することで快適な空間を維持します。さらに、無垢材は時間とともに味わい深く変化し、経年美を楽しむことができます。見た目にも温かみがあり、心地よい癒しの空間を演出します。
土間活用で玄関スッキリ
土間や玄関脇の室内倉庫は、アウトドア好きの方にとって非常に便利で魅力的なスペースです。アウトドアギアやスポーツ用品など、外で使う道具を保管する場所として最適で、汚れたままの道具や濡れたままの靴なども気兼ねなく置くことができます。
自然の光を取り入れたリノベ
自然の光を上手に取り入れた
明るく、快適な住まい
Before
After
Speak from the Heart
住まいにおける立地や敷地の条件は、デザインに大きな影響を与える。高低差や変形した土地、太陽との向き、道路との関係――それら全てが、家づくりの一部となる。自然と調和し、最適な温熱環境を考慮しながら、住みやすい家をデザインすること。それは、家づくりの醍醐味であり、創造の旅。土地の個性を感じ取り、それを活かして、心地よい空間を生み出す。住まいは、単なる建物ではなく、人生の舞台。立地や敷地の条件を織り込み、そこでの生活が豊かになるようにデザインする。その地に根を張り、心地よく生きるための場所を創り出す、その美しさを追求する旅なのだ。
道路からのアクセスが難しい敷地でも、その特性を活かして、スロープ付き駐車場を設計。玄関は日当たりの良い東南に配置し、家族の利便性を考慮してシューズクロークやトイレを設けました。開放的なLDKは、子供の遊ぶ姿を見守ることができる設計で、安心して暮らせます。また、優れた断熱効果により、一年中快適な室温を維持し、エネルギー効率の高い住まいを実現しています。
土間活用で玄関スッキリ
玄関続きのシューズクローゼットは、広々としたスペースが魅力です。土間から直接アクセスできる設計により、外で使用した靴やアウトドア用品などをそのまま収納でき、家の中への汚れの持ち込みを防ぎます。また、大容量の収納スペースを確保することで、季節ごとの靴やスポーツ用品などもすっきりと整理整頓でき、玄関が常に清潔で使いやすい環境を維持することができます。
昔の装飾を活かしたリノベーション
TOTOリフォームデザインコンテスト
奨励賞
築40年の風格を残し、現在と融合。
過去が垣間見るリノベション
Before
After
Speak from the Heart
古いものは決して悪ではありません。その価値を理解し、愛することこそが大切です。壊して新しいものに入れ替えるのは、確かに簡単で効率的です。しかし、効率を追い求めるこの現代だからこそ、私たちは立ち止まり、昔の職人たちが心を込めて作り上げた技やこだわりに思いを馳せるべきではないでしょうか。その手間と心が込められた逸品たちを、現代のテクノロジーと融合させ、その素晴らしさを次の世代に伝えていくことが、真の価値を見出す道だと信じています。そうして私たちは、古き良きものに新たな命を吹き込み、未来へとつなげるのです。
他県から移住したご夫婦が選んだのは、自然豊かな郊外にある築45年の家でした。古い間取りと使えなくなった設備を、現代の生活にふさわしい快適な住まいへと改装しました。二階の解体と減築により、耐震性が向上し、二人にとってちょうど良い広さに再構築しました。飾り天井や欄胴などの伝統的な美しさを持つ要素はそのまま保存し、新しい機能と見事に調和させました。さらに、玄関から和室に続く土間床を設けることで、日本の伝統的な美と機能を取り入れました。こうして、過去と現在が融合した独特の雰囲気を持つ家が誕生しました。新しい生活が、古き良き時代の記憶と共に輝いています。
和モダンデザイン
ふすまから天井、柱に至るまで、いまでは手に入れにくい貴重な材料や技術をあえて残し、最新の技術で断熱・気密化を行ないました。古き良き素材をデザイン的に活かすことで、暮らしを魅力的に豊かにします。
土間床活用で玄関スッキリ
もともとの縁側を、玄関からの続き土間床にしました。土間は、植物の育成場所として、屋内の空間に生命と自然の要素を加え、心地よい雰囲気を醸し出します。特に冬の間、縁側の温かみのある土間床の上で植物を育てることは、季節を超えた癒しとなるでしょう。
住まいもヘルシー減築
生活を1階に限定することで、高齢になった時に階段を上がり降りする必要がなくなります。また、生活空間を1階だけに絞ることで、スペースを有効活用しつつ、メンテナンス費用を抑えさらに、省エネにも繋がります。